要はいかに本当らしく嘘がつけるかである。
もともと平面の紙切れに三次元の空間を感じさせようなんてこと自体が嘘つきの始まり。
つまり「嘘つきレベル」が上がるればそれだけデッサンも上達する訳である。
しかし、嘘をつくのはなかなか難しい。
適当に嘘をついたのでは、すぐにばれてしまうので、あらかじめいろんな下調べや自然体で嘘をつく練習を普段からしておく必要がある。
特に見える部分ではなく、見えない部分への配慮が大切だ。
すると見えないものまで簡単に描けるようになったりもする。
だいたい、ほとんど透明で見えないサランラップなど、ただ眺めていても描けるようにならない。
どんな特徴があって、どんな構造をしてるのか。どんな風にごまかしたら本当にあるように見えるのか。
そんなことを理解した上で嘘をつくと
あれ、不思議、、人の目は簡単にごまかせる。
真実以上に本当ぽい嘘がつけるようになったら、あなたはデッサン上級者。
ただ嘘つきのテクニックは向上しすぎると、逆に「嘘っぽく」なるので注意が必要。
ちなみに僕は今だに二次元デッサン。
嘘をつくのが苦手です。