私達は太陽の光の中で生活しています。この光には人間の目には見えない、赤外線や紫外線も含まれています。
人間が見ることができる波長が380〜780nm(ナノメートル)の範囲の「可視光線」はプリズムを通すとほぼ7色に分光して見ることができます。万有引力と同じニュートンさんの発見だそうです。
自然界では水滴がプリズムと同じような働きをして虹ができたりしますよね。あれと同じ原理です。
可視光線は波長が長い順番に赤・橙・黄・緑・青・藍・紫まで色が分かれて見えますが、赤より長い波長のものが「赤外線」と言われませす。
同じく紫より短い波長のものは「紫外線」と言われてどちらも目には見えません。
それぞれ「赤」の外側にあるので「赤外線」、「紫」の外側にあるので「「紫外線」と呼ばれます。
赤外線は暖房に使われたり、リモコンや携帯電話等の通信手段として使われたりします。
波長がさらに長くなるといわゆるテレビ等に使われる「電波」になります。
紫外線は波長の長さによって人体に有害とされています。
レントゲン撮影等に使われるX線もこの領域になります。