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ねずみの穴

こんにちは
お初にお目にかかります中鏡です。
ちゅうきょうと読みます。
ゴルゴさんたち先輩方からはチュウチュウと呼ばれています。
みなさんひとつよろしくお願いします。

お察しのとおり干支はねずみです。
なん巡めのねずみかはひみつのアッコちゃんです。

そんなこんなでウェブログデビューの今回は、ねずみにまつわる穴のお話から。。


ねずみの住まいといえば、壁の、床に面している部分にあいた、カマボコ型のあの穴。
そう連想しませんか?でも、そういえば私はこんな光景見たことありません。
以前、ホテルの一室の壁にその穴が空いているのを見たことはあります。しかもご親切にその横にチーズのオブジェまで配置!実はそれは隣室に電気系統のコードを逃がすための穴だった!というのを見たときはおしゃれだなぁと膝を打ちました。膝ポンですね。

話は戻りまして。。

実際に家の中でねずみに出くわしたことがない私でも、あの穴をみたらねずみの巣だなと疑う。
それってねずみの穴は既にアイコンとして成立しているんだと思います。

そこまで浸透させたものって…と考えると、“トムとジェリー”だと思うんです。
アニメーション史研究家の方からも
"アニメーションにねずみの巣をああいう形でを登場させたのはトムとジェリーが最初ではないと思うが、一般的に浸透させた役割といったらトムとジェリーだろう” とお墨付きをいただきました。
作品中にあの穴の外で猫のトムがジェリーを待ち構えている、なんてシーンが本当によく登場します。
トムがあの穴にロケット花火のようなものを突っこんだり、ときにはあの穴の中、ジェリーの部屋が登場したり。


ちなみにトムとジェリーはハンナ・バーベラ(ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラ)のコンビの出世作にして代表作ですが、1940年〜1958年の間になんと計114本つくられています。
しかも全部劇場公開用!
しかもそのうち7本がアカデミー賞受賞!
すごい、これは生半可ではないぞ。すごいぞトムとジェリー。
トムとジェリーの人気ぶりは絶大で、二人が作らなくなったあとも、作家を変えて第二期・第三期と作られています。
これがまた、似て非なるもの!
トムなんて全然別のネコ。
でも、ある意味これもおもしろいですよ。
機会があったら見てみてください、笑っちゃいます。

やっぱりハンナ・バーベラがすごいんですよね、
”トムとジェリー”っていったら昔の存在のように感じちゃいますが、
ふたりは劇場からテレビに舞台を変えてもずっとヒット作を飛ばしてるんですよね。
例えば「パワーパフガールズ」も彼らの作品。
亡くなる数年前の作品ですが、今もローティーンに人気のヒット作ですね。
生涯ずっと発信しつづける、しかもそれがちゃんと人に届いているっていう。
すばらしいなぁと、ひとり唸る中鏡でした。

第10回全国穴掘り大会の様子

先日行われた全国穴掘り大会。ゆめ牧場のHPに大会の様子がアップされたようです。

一人で2メーター以上の穴を掘ってしまう人って、、すごいっスね。

来年こそは。

>> ゆめ牧場

シールドトンネルの見学会(その2)

さて、集合時間になり受付に。ヘルメットと軍手を受け取り準備完了。

エレベータかな?とも思ったけど、やっぱり原始的な狭い足場の階段をゆっくり降りてゆく。隙間がすけすけの階段で揺れるので高所恐怖症の人は無理かも。

ファイル 75-1.jpg

ちなみに下を先に降りてた人が見上げるのを見て思ったけど、スカートは絶対やばいっスよ。そういった趣味以外の来週振り替え見学の方は気をつけましょう。

さて、下に降りるとやはり実物のトンネルは迫力ある。

ファイル 75-2.jpg

携帯でトンネルの写真を一枚撮影したところで、あれ???え??

なんとバッテリー切れ、、。なんつーこと。

ファイル 75-3.jpg

て、ことで一番見せ場の写真が全くありません。ガーーーーーン

ま、しょうがないので、中の様子は他の方のブログで見て下さい。情けなーー。

途中、不発弾発見場所、布田駅建築現場などなどがあり楽しかったです。

ちなみに何故か、トンネルから出て地上に出たら携帯のバッテリーレベルが戻ってカメラが使用可能になったんですが?

何かのたたり?それとも穴の中はバッテリーレベルが下がるのか?それとも異次元空間だったのか?

中の様子は以下の方のブログがよく分かります。写真もすてきですし、僕のブログと違って解説もとても良く分かります。(^^)

>> わんずブログ

動画でご覧になりたい方はこちら(ニコニコのアカウントが必要です)

>> 京王線調布シールドトンネル見学会(その1)ニコニコ動画

>> 京王線調布シールドトンネル見学会(その2)ニコニコ動画

こちらのブログの写真もとてもいいですね。

>>chillout

シールドトンネルの見学会

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京王線の調布付近で行われてる連続立体交差事業。

要するにこの区間の交通渋滞緩和の為に電車をを地下に潜らせようと言う計画です。

今回、京王線の国領―調布駅間の貫通を記念して下り線側トンネル内を歩く現場見学会があると言うのをtwitter情報で知ったのが前々日の夜中。

トンネルと言えば「穴」、、ならば行かねばなるまい。

当日の20日、あまり広報はしてないようだけど人がいるのかな?開始時間の10時に現地へ行く。

予想外に結構並んでる。列は道沿いに50メートルくらい。じゃ並ぼうかな、、と思い道路を隔てたの反対のロータリーに目を向けると何故か黒山の人。まさか、、

ファイル 74-2.jpgファイル 74-3.jpg

と考えるまでもなく「こちらが最後尾です」とアナウンスしてる。仕方なく道を渡り最後尾に並ぶが列は前になかなか進まない。前に進みだしたのは並んで30分以上してからだろうか。

一時間ちょい並んで、やっと入り口のある建物に入る。中にはこれからトンネル内に入ると思われる20人程度のグループがヘルメットを被り、軍手をはめ準備をしている。

ファイル 74-4.jpg

さて、いよいよか。っと僕も期待に旨を膨らませていると、、

「えーーこれからお渡しするのは13時50分の整理券です。」

?何?整理券?二時迄入れないの??てことで仕方なく整理券を受け取り一時現場を撤退。

並ぶこと、約1時間ちょい。やっと整理券か。。甘くみてたな。

ちなみに12時には当日18時頃までの整理券はすべて配布済みになったようで京王側も予想外の人で対応に追われていたようです。

並んだにもかかわらず、見れなかった人の為に急遽来週の日曜日(2月28日)に代替日を設けて整理券を配布したようですね。

読売新聞によると列をつくったのは2600人だったようです。

>>京王線国領〜調布間で現場見学会(読売新聞)

第10回全国穴掘り大会

肌寒いですが天気はいいですね。
今日は、前にご紹介した成田のゆめ牧場で行われる第10回全国穴掘り大会当日。
残念ながら今年は参加できませんでしたが次回は是非参加したいですね。
穴が掘りたいと言う方は是非、穴の美学『穴掘り隊』メンバーになりませんか?。
今年いっぱい随時受け付けております。穴掘り強化合宿を行い日本の頂点に立ちましょう。
日本の次は世界を目指しましょう。世界穴掘り大会ってあるのかな。

あと一分
残り1分(写真/ゆめ牧場)


BUBKA_hensyubu on Twitpic
穴掘り終了(写真/BUBKA)

BUBUKA on Twitpic
本職の職人さんにより30分で掘られた穴。大人が肩車しても頭も出ない深さらしい。神秘的ですばらしい。(写真/BUBKA)

ちなみに今年はチーム戦は1位記録349cm、個人戦1は位216cmで埼玉県の久喜市のガスの配管工事会社「暁工業」が4連破を成し遂げたそうです。
日頃から穴を掘るのが専門なので最初は社員もなんで休日迄穴を掘らないといけないのかみたいな空気が最初はあったみたいですが、さすがにプロですね。
緊急を要することもあるガス配管ですから、頼もしいですよね。おめでとうございました。

団体戦の結果の一覧を見ると、個人的には「ここ掘れワンワン」の1cmが気になります。レディとなってますが、、まさか犬?

>>結果一覧(ゆめ牧場)

ポケットの穴

ポケットに穴が空いたことはありますか?
冬に羽織るジャッケットやコートなんて一着持っていれば本当は十分かもしれませんが、
なんだかんだの理由で私は5着ぐらい所持しています。
そして、そのうちの3着がポケットに穴があいていました。
もう、空いてから数年…
というのも、あいてからずっーと見て見ぬふりをし続けていたのでした。
幸い(?)冬のコートなどには裏地があって、
ポケットに穴が空いても裏地がストッパーになり、たいてい物が落ちません。
しかし、小銭など入れた場合は背中あたりまで、移動してしまうことがありました。

そんなこんなで、不便ともいえるけど、穴が空いても使用できるので、
見て見ぬふりをしていたのですが、誰に言われたからでもなく、
思い立ったが吉日、ちくちくと縫って直したのでした。

数年放置し続けたものをやっと今日。
直してみると、本当に今までなんですぐ直さなかったのだろうという不思議感と
新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝ようなすがすがしさ!
そして、ポケットに物を入れた時のNOストレス。

いやなことがあったとき、落ち込んだ時には
身の回りにある穴空き衣類などを直してみると
心が安らいでいいかもしれません。
でもそもそも、穴なんてあいてないでしょうか…。

パイプの穴

パイプの穴は何故空いているのか?

これは用途にもよりますが、例えば建築現場などに使われる足場などのパイプの場合は中がつまった金属より軽いと言う理由があります。

さらに言えば空洞な分、金属コストも安くあがります。

ただ最も大きな理由は、実は中がつまっている金属より穴があいたパイプ状の金属のほうが強度的に強いからなんですね。

単体としての強さだけではなく、足場を積み上げた時の軽量化にもつながりますから下部の足場への負担も減り、さらに強度が高まります。

これは人間の骨にも言えることで、同じように内部は空洞になっています。ただし骨の場合はこの空洞部分にスポンジ状の血液を作り出す組織が入っています。

人間の骨は中が空洞になって強度を高めてるだけでなく、そのスペースも有効利用してる訳なんですね。

ちなみにもしも骨の中が空洞でなかったら体を動かす為に今よりも多くの筋肉を必要とするのではないでしょうか。

よく言われることですが、自然界はまさしく機能的にも美学的にもすぐれたデザインの宝庫と言えますね。

かまくら

今日は一面雪景色になりました。

雪と言えば「雪だるま」「かまくら」などが思い浮かびます。

「かまくら」はミニかまくらしか作ったことはありませんが

まず雪の大きな塊をつくってから穴を掘っていきます。

考えてみると、初めから穴を残しながらつくるものと後から穴をあけるものでは結果的に同じように見えても、大きな違いがあるんですね。

これは構造的にも視覚的にも、いろんな面で言えるのではないでしょうか。

伊坂幸太郎

今を時めく小説家の伊坂幸太郎さんですが、

彼の小説に初めて出会ったのは今から10年程前に読んだ

「オーデュボンの祈り」

と言う小説でした。

当時読んだいろんな小説の中でも伊坂さんのこの小説はとても新鮮でした。

たまたま書店で手に取った小説でしたが、意せず大穴馬券をあてたようなそんな感動がありました。(無理矢理、穴に関係させようとしてる所が苦しいf^_^;)。

今はいろいろ映画化もされ、誰でも知ってる作家になり最近では「ゴールデンスランバー」が映画化されて話題になっているようですね。

当時、この若さでこの内容はすごいと感心し、当時彼の作品にはまっていた僕もあまのじゃくなとこがあって知名度が上がってからは彼の作品は読んでいません。

久々に伊坂幸太郎さんの作品を読んでみようかとも思いますが、昔と違う新たな感動を与えてくれるのを期待しています。

ちなみに他に好きな作家は安部公房です。

「砂の女」は何度も時間が経ってからも読みなおしました。

伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」と

安部公房の「砂の女」

どちらにも共通することと言えば

「怪しい世界」てことです。f^_^;

それからもう一つ、どちらもその作家の初めて読んだ小説だったと言うことです。

やはり何事も初めて出会ったものは思い入れが強くなりますね。

まだ読んだことのない方、怪しい世界が嫌いではない方にはオススメの2冊です。

ちなみに「砂の女」は穴が関係する内容です。

屏風画の間

僕の好きな作家に俵屋宗達がいます。

宗達と言えは誰もが知ってるのが2曲1双の全面に金箔が施された屏風画「風神雷神図」ですが

あの中央に大きく取られた大きな空間はまさしくドーナッツの穴なんですね。

風神、雷神はこの穴をつくるためにいるようなもので穴との関係が絶妙なバランスをつくり出しています。

宗達といえば光悦の書とのコラボレーションでも素晴らしい作品が沢山ありますが宗達が作りあけたドーナッツに光悦のこれまた絶妙なトッピングで花を添えています。

宗達は近代まではそれほど評価が高い絵師ではなかったのですが、その大胆な表現はとても現代的ですね。

当時を考えると、かなり異質な表現だったようで、宗達は日本人ではないのではないかなどなど様々な憶測もあり、謎に満ちた絵師のようです。

「風神雷神図」は琳派の絵師の模写もいくつかありますが、やはり本物とは雲泥の差があります。

その違いはこの作品を近くで見た時の単純な輪郭線の勢いに如実に表れています。

久しぶりに博物館で「風神雷神図」を見て、なんじゃこれ?宗達ってこんなんだったっけ?とガッカリしながらあらためてキャプションを見直したら、小さく模写と書かれていて安心したこともありました。取り分け宗達の絵はオリジナルの良さが際立ちます。

古い屏風画や巻絵にもよく見られるどちらが地か図かわからない程に画面に穴が空いたような雲の様式的な表現も言いかえれば同じくドーナッツの穴なのですね。

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