前回は、光を通す木材だったが、今回も光を透過させる「i.light」と言うセメント素材について。
前回のアクアウッド同様に、セメント自体が光を通すのではなく、表明に開いた小さな穴によって光が通る仕組みだが、セメントブロックの強度は通常のものと変わらないとのこと。
企業秘密の特殊な樹脂を配合して製造されたもので、遠くから一定の角度で見た場合は通常のコンクリートと全く変わらず、日当たりが強い時は濾過するメッシュの働きもするらしい。
実際に上海万博ではイタリアパビリオンに使用され、現在特許申請中。
同様に光を通すものがドイツでも開発されているが、こちらはセメント内に光ファイバーを埋め込むと言うもので、コスト的にはイタルセメンティ社の方が低コストだ。
ふと思ったが、光を通す穴が空いてると言うことは風通しもいいのだろうか。
夏場はいいが、冬場はきつそうな新素材だ。
さらに臭いも通すとなると、トイレの外壁には使えない。
その場合はドイツ型に軍配が上がる気がする。
て、ことをつい考えてしまう僕の頭にも穴が空いてるのかも知れない。
関連記事(英文)
↓↓↓
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1344383/Transparent-light-cement-lets-light-flood-room.html
Italcementi Group(開発元)
↓↓↓
http://www.italcementigroup.com/