卵の殻の色は鳥の種類で異なる。中には少し不気味だが青白い殻の卵もある。
一般的には殻が茶色の方が栄養が高く感じたりするが、関係ないと言う。
青白い殻の卵も期待とは違い、中は普通の色である。
ただし、卵黄の色は飼料の影響を受けやすく、通常のトウモロコシなどを飼料とした場合は黄色だが、他の色のついた飼料を食べさせるとその色になるようだ。
殻の色と同じく、暖色を帯びた方が栄養価が高く感じるため、消費者のニーズに合わせて赤いパプリカや唐辛子等を飼料に混ぜて赤みを持たせたりの色調整をしているものが多いと言う。
飼料にトウモロコシではなく米を使ってるところもあり、その場合は黄身は白くなる。ただし実際リピーターの獲得はなかなか難しいようだ。
白い「米たまご」
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http://www.scienceplus2ch.com/archives/3544936.html
またインドでは多くの卵の卵黄が白いと言う。これも餌の関係のようだが、目玉焼きにしてもすべて卵白に見えてしまうものらしい。
黒い卵の画像(飼料による色調整はしていない自然卵養鶏関係のページです。)
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http://coke2.blog38.fc2.com/blog-entry-164.html
以前、テレビで毎日違う色の飼料を鶏に食べさせてレインボー卵なるものを作る実験をやってたようだが、できた卵を茹でて半分に着ると虹色に分かれた黄身のものが本当にできるそうである。
これは卵黄が地層のような構造で形成される為に色が混ざることなくできるようだ。
天然の着色料も決して安全ではないので、安全面や消費者の反応次第でいろいろな色の卵黄のものが市場でヒットしたら
「今日は青い目玉焼きね、明日はレインボー卵にする?」
なんてこてが普通になる時代が来るかも知れない。
色の概念も時代や国で様々である。